モルタル造形とは
モルタル造形とは特殊なモルタルを塗り付け、硬化するまでの時間内に彫刻し、偽物の岩(擬岩)や擬木、レンガを作り出す技法です。レリーフやキャラクターを彫刻したりもします。 数十年前に千葉の某有名テーマパークが出来た時にアメリカの職人達から伝わった技法です。
下地モルタルを数日乾燥させた後、造形用モルタルを塗り付け。
石の形をレイアウト。1つ1つの石にモルタルを塗り付け、石に変化をつける。その後ブラシで叩き、石の肌を表現する。
モルタルが半硬化してきたらカービング(彫刻)を行い、目地やクラックをいれ立体感をだす。
数日間の養生期間をおき、バリや、ゴミを清掃、その後カチオンシーラーを塗装。
ハケやスプレーガンを使い、目地や石を塗り分けていく。
暗い色や明るい色を何色も重ね、本物の石のような深みをだしていく。
艶消しクリアーを塗装、乾燥後、養生を剥がし完成。